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美容師がサロンを辞めたいと思った時にまずやらなければならないこと

コラム

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スキルや収入アップのため、もしくはサロンの運営方針に違和感を感じたり体力的に難しくなったりして、サロンを辞めたいと思うこともあるでしょう。

しかし思い立ってすぐに行動に移し、準備や計画性、確認を欠くと、転職に失敗する確率が高くなります。

美容師としてキャリアを積む上で大きな損失になるので、確認や計画を含む事前準備が大切です。

この記事では、サロンを辞めたいと思っている美容師に向け、転職に失敗しないためにまずやらなければならないことを解説します。

 

サロンを辞めたいと思った時にするべき3つの確認

サロンを辞めたいと思い、転職活動に取り組む前にやらなければならないことは下記の3つです。

・辞めたい理由の確認

・転職先に求める条件

・転職までの期間

それぞれについて、以下に解説します。

 

辞めたい理由を確認

最初に取り掛かるのが辞めたい理由の確認です。

ここが曖昧だと転職先に求める条件も曖昧になり、辞めた後で後悔する可能性が高くなります。

勤めるサロンを辞めたい理由は何でしょうか?

スキルや収入の向上、美容師としての方向性が定まったなど、前向きな理由によってサロンを移ることを検討している場合は問題ありません。

問題があるのは特に理由がなかったり、モチベーションを維持できなかったりといった後ろ向きな理由です。

辞めたい理由が思い浮かばなければ転職先に求める条件も明確にできず、転職活動に取り組む軸を確立できません。

労働環境が悪いケースを除き、モチベーションの維持は自身で取り組むべきものであり、環境に依存すると転職を繰り返す負のスパイラルに陥るおそれがあります。

まずは、サロンを辞めたい理由を明確にする時間を確保しましょう。

 

転職先に求める条件を確認

次に取り掛かるのが転職先に求める条件の確認です。

辞めたい理由を基に、転職先のサロンに求める条件を挙げましょう。

たとえば勤めるサロンの給与体系や低い歩合率、入客数の少なさなどにより収入に不満がある場合は、転職先のサロンには高い歩合率や集客力が条件として求められます。

歩合率は求人要項に記載されているので調べるのは容易ですが、集客力は下調べが必要です。

サロンをオープンして時間が経つほど集客力が下がる傾向にあり、地域の繁盛サロンとして知られているなら固定客や紹介客が多いことが予想でき、転職しても中途採用のスタイリストには入客の機会が限られているでしょう。

収入アップが目的の場合は転職先のサロンとして適さず、スキルアップが目的だったり、美容師としての方向性とサロンのコンセプトがマッチしていたりする場合に適した転職先です。

また、収入アップが目的であれば、業務委託契約を導入するサロンや、面貸しを利用してフリーランスとして活動する選択肢もあるでしょう。

転職までの期間を確認

辞めたい理由と転職先に求める条件が明確になったら、転職までの期間を決め、計画を立てましょう。

期間が短すぎると転職先を吟味する時間が足りず、長すぎると目的を見失いがちになりダラダラと時間だけが過ぎていく可能性があります。

退職交渉から退職までの期間を含めて、転職活動に充てる期間は6ヶ月程度が推奨されます。

 

サロンを辞めるまでの3つの手順

できる限り円満に退職するために、以下の3つの手順に沿って転職活動に取り組みましょう。

 

サロンワークと並行して転職活動

後述の退職を伝えてから退職日を迎えるまでの期間を最長3ヶ月確保するため、転職活動全体の期間を6ヶ月とすると、転職先探しに取り組む期間は約3ヶ月です。

サロンワークと並行して転職活動に取り組むので効率性を重視しましょう。

転職サイトや転職エージェントは求人情報が網羅的に掲載されており、サービスによってはサロン側からオファーが来るスカウト機能が備わっている場合もあります。

限られた時間の中で効率的に転職活動に取り組めるので有用です。

また、転職活動に加えスキルアップを図りつつ収入も得られる方法として、スポットワークへの取り組みも選択肢に入ります。

勤めるサロンの定休日や公休日を活用するため体力や精神的に負担がかかりますが、スポットワークは単発の依頼なので自身のペースに合わせて取り組みやすいメリットがあります。

他店舗のサロンワークに携われるためスキルアップのチャンスと収入を得ながら、人間関係や技術力、待遇などの求人要項からでは把握し切れない情報も収集できるでしょう。

 

最短1ヶ月、できれば2~3ヶ月前に退職の意志を伝える

法律上では2週間前に退職の意志を伝えれば問題ありませんが、円満に退職するためには最低でも1ヶ月、できれば2~3ヶ月前に経営者に伝えましょう。

 

勤めたサロンとのトラブルを避けるための取り決め

辞められるサロン側としては、スタッフの退職に伴う顧客の流出を防ぎたいものです。

そのため、担当したお客様に退職することを伝える際に、転職先について話さないことをオーナーや店長と取り決めておくとトラブルを回避し円満に退職できます。

とはいえ、オンライン上のサイトやSNSなどから情報収集は可能なので、トラブルの火種を撒きながら強引に顧客を引き抜かなくても、転職先のサロンに来店してもらえる可能性があります。

 

辞める理由の確認と計画性のある転職活動が成功の秘訣!

退職したことを後悔したり、転職に失敗したりしないために、まずは勤めるサロンを辞めたい理由を明確にすることが重要です。

辞めたい理由を明確にできれば、転職先に求める条件も明確になり、転職活動に成功する確率を高められます。

期間が短く転職先を吟味する時間が足りなくなったり、逆に期間が長すぎて無駄な時間を費やしたりしないように、転職活動には6ヶ月ほど確保し、計画性を持って取り組みましょう。

 

ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

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