美容室向けスポットバイトなら

スポットバイトを探す よくあるご質問 求人掲載

美容室向けスポットバイトなら

びすけっとリンク

TOP

美容師免許の再発行の方法を紹介!手続きの流れや注意点も解説

コラム

タイトル画像

車の免許証のようにカード状であれば携帯しやすいですが、賞状サイズの美容師免許は就職や転職の際にサロンに提示を求められる時ぐらいしか持ち出す機会がありません。

最後に確認してから何年も経過しているケースもあるため、いざ必要な時になって見つからない場合もあるでしょう。

本記事では、何らかの理由で免許の再発行が必要になった際の手続きの流れや費用、注意点について解説します。

 

「破損・紛失」「氏名・本籍地の変更」「海外で美容師」の3パターンで美容師免許の再発行が必要

以下に、3つのパターンについて解説します。

 

美容師免許が破けたり、紛失したりするケース

地震や火事などで紛失・焼失したり、水害により濡れて破れたりして再発行が必要になるケースがあります。

どのようなケースでも美容師免許の再発行は可能です。

ちなみに、再交付された後に元の免許が見つかった場合は、破けていたとしても理容師美容師試験研修センターに返納しなければいけません。

 

氏名が変わったり、本籍地が変わったりしたケース

結婚などで氏名が変わったり、本籍地が変わったりなどがあった場合には免許の再発行に加え、センター登録されている美容師名簿の訂正が必要になります。

また、性別が変わった場合にも、同様の手続きが必要です。

 

海外で美容業に就くケース

海外で美容師として働く際には、英語に翻訳された美容師免許が必要になるケースがあります。

センターに申請すれば、英語に翻訳された美容師免許が交付されますが、言語は英語のみです。

 

美容師免許の再発行手続きに必要な書類や費用、注意点

交付申請や名簿の訂正に関する手続きを進める際の注意点や費用を以下に解説します。

 

申請書類の作成

交付申請書はセンターのホームページからダウンロードが可能です。

名字や本籍地が変わり美容師名簿を訂正しなければならない場合には、半年以内に発行された戸籍謄本か本籍が記載された住民票のいずれかが必要になります。

英語に翻訳された美容師免許を交付申請する場合は、美容師免許のコピーを用意します。

 

手続きに必要な費用

美容師免許の交付手数料は郵便局で振り込み、受領証か利用明細票を用意します。

インターネットバンキングからの振込は認められていないため、注意しましょう。

また、氏名や本拠地、性別などの変更がある場合には、名簿の登録事項変更に係る登録免許税として1,000円分の収入印紙も必要です。

収入印紙は郵便局のほか、コンビニや金券ショップでも購入できます。

交付手数料には4,150円、氏名や本籍地などの変更による美容師名簿の訂正が必要な場合は交付手数料4,150円に加えて収入印紙代1,000円がかかります。

外国で美容師として働く際に必要になる英訳文の免許発行にかかる費用は1,150円です。

参照元:公益財団法人理容師美容師試験研修センター 

 

郵送の場合は簡易書留

交付申請書や戸籍謄本、住民票、受領証、元の美容師免許など必要な書類を同封し、下記宛に郵送します。

〒131-8602 東京都渋谷区笹塚2-1-6 JMFビル笹塚01(8階)

公益財団法人理容師美容師試験研修センター 「免許登録宛」

封筒には「交付申請書在中」と記入し、必ず簡易書留で郵送しましょう。

 

再発行までに約2週間かかる

最短で2週間、長い場合は4週間ほど手続きに時間がかかります。

交付申請の際には、時間に余裕を持って手続きを進めましょう。

 

申請書類に不備があり、交付手続きを進められなくても連絡はない

美容師免許の交付申請において注意しなければならないのが、申請書に不備があり交付手続きを進められない場合でも、センターからの連絡はない点です。

非常に問題のあるセンターの対応ですが、待っているだけではいつまで経っても新しい美容師免許は届きません。

4週間以上経っても交付されない場合は、センターに問い合わせましょう。

 

旧姓のままの美容師免許でも有効

結婚などにより名字が変わった場合でも、旧姓のままの美容師免許を使用できます。

ただし、再交付の必要はありませんが、美容師名簿の登録は新しい氏名や本籍地への訂正を申請する必要があります。

また、「女性活躍加速のための重点方針2016」により、旧姓を美容師免許に併記できるようになりました。

旧姓の併記を希望する場合は、再発行の交付申請を行います。

 

再交付には最短2週間!手続きには余裕を持って

美容師免許の再発行には、最短でも2週間の時間と手続きごとの費用がかかります。

美容業界は深刻な人手不足に陥っており、「休眠美容師」と呼ばれる離職した有資格者が注目されています。

課題が指摘されるサロンを取り巻く労働環境も改善が図られつつあり、美容師の派遣やスポットバイトなどの新しい働き方も普及しているため、努力して取得した資格や培ったスキルを活用する機会があるかもしれません。

一度美容師免許の所在を確認し、見つからない場合はもしもの機会に備えて再発行の手続きを進めてみてはいかがでしょうか。

 

ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

#美容室アルバイト #美容師アルバイト #美容師のスポットワーク #びすけっとリンク #ビスケットリンク #びすけっとりんく