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30代の美容師が独立やフリーランスで活動する際に失敗しないための方法

コラム

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30代の美容師はスタイリスト歴も10年を超え、指名客数と売り上げで結果を残していればサロンの経営にも携わっているでしょう。

美容師としての実力と経営に関する知識を用いて、独立やフリーランスへの挑戦も考え始める時期ではないでしょうか。

しかし、独立やフリーランスは大きなチャンスであると同時にリスクもあります。

当記事では、そのリスクを抑えるためのポイントについて解説しています。

 

美容師が独立やフリーランスで活動する場合のリスクは2つ

美容師が独立やフリーランスで活動する場合のリスクは、「資金」と「顧客」の2つです。

所属していたサロンを気に入っていたから通っていたり、開業するサロンや面貸しの場所では都合が悪かったりなど、サロンを移る際には必ず顧客は減ります。

また、日本政策金融公庫が配信する「創業の手引き+」によると、サロン開設資金の平均は1031万円です。

独立の際には1000万円以上の費用もリスクとなります。

働く場所を変えるという意味での転職で美容師の顧客は減り、独立には1000万円以上の費用が必要になるため、そのリスクを最低限に抑え補う対策が必要です。

 

フリーランスは場所選びと働き方の多様性がポイント

フリーランスで活動する場合は、面貸しの場所選びと多様性のある働き方を取り入れることでリスクを抑えられます。

それぞれについては、以下のとおりです。

 

面貸しは場所と設備が大切

美容師がフリーランスで活動する際に利用する「面貸し」は、場所選びが大切になります。

それまで勤めていたサロンから遠くなり過ぎると、通いづらいことが原因で顧客が離れる可能性が高くなるからです。

個人では宣伝費も限られているので、できるだけ顧客が減る要素を解消しておく必要があり、以前のサロンから遠くなり過ぎず、かつアクセス面でも利用しやすい場所を選びましょう。

候補地を絞り込むためには顧客の住所と勤務地を参考にします。

どんなに遠くなっても通ってくれる顧客が多いことが理想ですが、家から近かったり、仕事終わりに寄れたりするなどが通う理由の場合もあります。

大まかにリストアップした顧客の住所と勤務地をマップ上に配置しマークした中心が第一の候補地です。

増えたとはいえ「面貸し」に対応したサロンがどこにでもあるわけではないので、候補地から近く求める設備が整った施設を選びましょう。

 

軌道に乗るまでは副業を取り入れる

フリーランスの活動が軌道に乗るまでは、副業を取り入れることで生活が安定します。

ただバイトをするのではなく、美容業に活かせる副業を取り入れることが重要になります。

フリーランスの美容師が取り組む副業として有用なのが「スポットワーク」です。

サロンが人手を求める日時に単発で参加する「スポットワーク」をフリーランスが取り入れるメリットは2つあり、1つはスキルの向上や知識が広がることです。

ほかのサロンの技術を見たり使ったことのない薬剤に触れたりする機会になるので、スキルの引き出しと薬剤に関する知識が増えます。

もう1つが、人脈です。

フリーランスになると美容師同士の人脈が広がりづらくなります。

ネットからも情報は手に入りますが、技術にしてもケミカルにしても重要な情報ほど対面で手に入るでしょう。

コネクションを保つためにも「スポットワーク」は有用です。

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フリーランスの強みの1つは自由度の高さです、多様性のある働き方を取り入れられる強みを活かして軌道に乗るまでの不安定さを解消しましょう。

 

独立は下準備が命

1000万円以上の開設費がかかるので、独立の際には下準備が重要になります。

トラブルを回避しつつ独立を周知し客層の良い場所を探す、この2点がポイントになります。

 

SNSで周知してトラブル回避

勤めているサロンで独立を大々的に周知すると、経営者とトラブルになる可能性が高いでしょう。

しかし、開業後の経営を考えるとできる限りそれまでの顧客にも通ってもらえた方が有利です。

そのために有用なツールがSNSです。

サロンワーク中に独立を周知したり、顧客情報を持ち出したりすることには経営者も口を出せますが、顧客自らSNS上でコンタクトを取ることには口出しできません。

SNSの運用は早ければ早いほど効果的です、長く続けているほどSNS上のつながりが広がります。

髪に関する相談を受ける窓口としてSNSを利用しておけば、顧客満足度の向上にも役立つでしょう。

 

「スポットワーク」で候補地を絞り込む

サロンを構える場所は、アクセス面と客層が良い方が有利です、客単価や来店サイクルなどは客層が反映されます。

来店サイクルが短く客単価が高い方が収益につながるため、客層を選ぶことは重要と言えます。

データから大まかな客層を把握することは可能ですが、より正確な実態を知るには「スポットワーク」が有用です。

ホットペッパービューティーが公開している「美容センサス2022年上半期 15~69歳男女の美容サロン利用実態」によると、1回の利用料金が一番高いのは20代女性の8332円です。

順位は30代女性7974円、40代女性7708円と続きます。 年間利用回数は60代女性の5.43回がトップで、50代女性の4.71回、40代女性4.11回となっています。

総務省が公開するデータを参考に、地域の人口や世代の割合も調べられますが、実際の客単価や来店サイクルと一致するとは限りません。

利用金額2位の30代女性と3位の40代女性ですが、独身と子育て世帯では髪に費やす金額や来店頻度が違う場合もあるでしょう。

メインとして狙う世代が多い地域でも、近隣の住民と会うことを避け来店に至らないケースもあります。

その地域のサロンワークを通じてデータと実態の違いを把握できるため、「スポットワーク」が有効な手段になります。

サロンに勤める場合は就職や辞職などの手順を踏まなければならず効率が良くありません。

「スポットワーク」は単発でサロンワークに参加できるため効率良く地域の実態を調べられます。

 

参照:ホットペッパービューティーアカデミー 美容センサス2022年上半期
URL  https://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/census_fullreport_hair_202206.pdf

 

「スポットワーク」を取り入れ、独立やフリーランスの活動のリスクを抑える

独立やフリーランスで活動する際には、リスクがあります。

特に独立には1000万円以上の開設費がかかるため、できる限りリスクを抑えることが重要です。

リスクを抑えるためには、サロンや面貸しでの収益に影響する地域の実態を知る必要があり、有用な手段の1つが「スポットワーク」です。

軌道に乗るまでの副業やリスクを抑えるために「スポットワーク」を取り入れるなら、サロンと美容師のマッチングサイト「びすけっとリンク」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

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