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サロンにIoT技術は必要なのか?サロン経営が激変する3アイテムを紹介

コラム

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さまざまな分野でIoT技術の導入が進められる中、サロンに必要なデジタル技術はあるのでしょうか?

在庫管理や棚卸の効率化が図れるシステムは、担当スタッフの負担の軽減につながります。

人手不足が課題として取り上げられる美容業界にとって、労働環境の改善は急務です。

また、サロンは飽和状態なので、ライバル店に対する優位性の確保につながる施策も、競争に打ち勝つためには重要でしょう。

この記事では在庫管理業務の効率化が期待できるシステムや、顧客へのアプローチの幅を広げるのに有用なIoT商品を紹介します。

 

サロンにIoT技術を導入するメリット

サロンがIoT技術を導入するメリットは「業務の効率化による労働環境の改善」と「アプローチ方法の拡充」です。

この2つのメリットは、人材不足やサロンの飽和状態といった問題の解決につながる可能性があります。

人材不足の原因の1つとされているのが労働環境です。

労働環境の悪さが離職の原因として挙げられますが、在庫管理や棚卸業務の効率化を図り負担の軽減につながるIoT技術があります。

日々の在庫管理や発注業務は営業の前や後に実施されるケースが多く、大型店であるほど担当者に大きな負担がかかっています。

月末の棚卸業務は営業後に実施されるため、深夜に及ぶ場合もあるでしょう。

このような負担を軽減できるメリットがIoT技術にはあり、労働環境の改善につながります。

また、サロンの飽和状態が続く美容業界において、ライバル店に対して優位性を保つ武器になる可能性もあります。

令和3年度末時点の日本のサロン数は、26万4,223店舗です。

激しい競争に打ち勝つには武器が必要になり、スタイル提案や毛髪診断などのアプローチが他店との差別化に役立ちます。

データやツールを活用したスタイル提案や毛髪診断は、顧客に提供する新たなサービスとしてアプローチでき、サロンの強みとして活用できるでしょう。

参照:厚生労働省 「令和3年度衛生行政報告例の概況」 

 

在庫管理と棚卸の効率化が図れる「スマートマットクラウド」

「(株)スマートショッピング」が提供する「スマートマットクラウド」は在庫管理と発注業務が不要になるサービスです。

主な機能は以下の3つです。

  • 在庫の計量
  • 在庫のクラウド管理
  • 自動発注

カラー剤やパーマ液などの在庫を専用の計量器に載せるだけで導入でき、在庫状況はクラウド上に記録され、在庫が少なくなった商品は自動で発注されます。

棚卸の際は未開封の在庫のチェックが不要になるので、開封した薬剤の計量だけになり時間と負担が軽減できるでしょう。

 

データを活用した毛髪診断「スマートアナライザー」

シュワルツコフが開発した「スマートアナライザー」は、5分で毛髪内部をスキャンし、ダメージを数値化する毛質測定マシンです。

「手触り」や「質感」など、感覚的な表現が多かったダメージの定義を、客観的で説得力のある数値として可視化できるIoT技術です。

髪の状態を数値として示したうえでトリートメントメニューの提案ができるので、顧客満足度と客単価のアップにつながります。

また、美容師の悩みどころでもある「ダメージを理由に施術を断る」場合の判断材料にもなります。

ダメージを理由に施術を断る場合に顧客は、髪が原因なのか、美容師の技術力が問題なのかが判断できません。

美容師側もそれが分かっているので、施術の拒否は難しい決断となっています。

ダメージが数値化されれば施術の拒否にも説得力を持たせられ、顧客の納得も得られやすくなるメリットがあります。

 

スタイル提案の新しいかたち「ミラーロイド」

株式会社ミラーロイドが提供するスマートミラー「ミラーロイド」は、鏡とIoT技術が融合したツールです。

セット面やカウンセリングブースの鏡をミラーロイドに交換することで、鏡に映った顧客の画像をベースに髪型の着せ替えや髪色の変更ができます。

スタイル提案の幅が広がるだけではなく、美容師と顧客の間に生じる仕上がりのイメージのズレを解消するためにも有用です。

 

人材の確保に向けた対策

IoT技術の導入は労働環境の改善と同業他社との差別化が図れるため、顧客だけではなく、サロンへの就職希望者の増加にもつながる魅力や強みになります。

平均値より有効求人倍率が高い美容業界では、人材確保への取り組みがサロンの成長や維持に欠かせません。

労働環境の改善や他社にはない強みを持つことが、有能な人材の確保に効果的です。

また、美容学校の新卒者数は停滞しており、以下の「休眠美容師」と「スポットワーク」が人材確保のカギとして注目されています。

 

注目される休眠美容師

「休眠美容師」とは、一度サロンに勤めた経験はあるものの、現在は違う職種に就いている人を指す言葉です。

美容業界を離れた理由の1つとして労働環境が挙げられ、働き方の革新や教育制度の見直しを図り、人材不足解消のキーパーソンとして呼び戻す動きが活発になっています。

 

普及が進む「スポットワーク」

新しい働き方として導入するサロンが増えつつある「スポットワーク」。

単発の派遣のような働き方なので、他店舗にヘルプに行くことが珍しくないサロンや飲食店でも普及しています。

繁忙期や週末の人材確保や、有能な人材の発掘にもつながるため、人材不足に悩むサロンオーナーはスポットワークに取り組む美容師とのマッチングに特化した「びすけっとリンク」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

サロンにも顧客にも有用なIoT技術

サロンにとってスキルや知識が最も重要な要素であることは変わりませんが、在庫管理の効率化やアプローチの拡充などのサロンワークを支えるツールとしてIoT技術は期待されています。

同業他社との差別化と人材不足の解消が期待できるIoT技術は、サロンにとっても顧客にとっても有用です。

 

ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

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