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【美容室のオーナー必見】育てては辞めていく悪循環を断つ方法を紹介

コラム

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スタッフを雇い、費用や時間をかけて育てたものの戦力になったころに辞めていく……

美容室のオーナーはそんな経験がある人も多いのではないでしょうか?

美容業界は他業種より深刻な人材不足に直面しており、解決の糸口は見つかっていません。

経営を維持するためには今いるスタッフやこれから入ってくる貴重な人材が辞めないようにする施策が必要です。

本記事では美容室のオーナーに向け、スタッフが辞める原因やその解決策について解説します。

 

スタッフが辞める理由ベスト3

美容室のスタッフが辞める理由として挙げられるのは以下の3つの要因です。

  • 人間関係
  • 給料の低さ
  • 休みの少なさ

それぞれの退職理由について解説します。

 

人間関係

美容室を辞める理由として最も多く挙げられるのが人間関係です。

個人で集中して取り組む業務に比べて、複数人で接客や施術に当たる美容室では人間関係が密接になります。

そのため、悪化した場合には精神的な負担も大きくなります。

また、労働時間が長く、休憩も不規則です。

精神的な負担を和らげるタイミングがなく離職に追い込まれます。

 

給料の低さ

美容師に限らず、サービス業は給料が低いことが離職率を挙げる原因となっています。

ボーナスを制度として採用している美容室は少なく、取り入れていたとしても月収数ヶ月分のボーナスを支給するのは稀なケースです。

また、美容師はハサミやグローブ、ダッカールなど自己負担で揃える道具が多いことも、懐事情を圧迫する要因として挙げられます。

 

休みの少なさ

サービス業は人が休みの時こそ働かなければならないとはいえ、他業種に比べると休みが少ない場合が多く、上記の2つの理由も加わり離職の原因となっています。

コロナ禍を経て、さまざまな分野で働き方を見直す機会が増えました。

美容業界にも労働環境の改革が求められています。

 

美容室のスタッフが辞めていくのを回避する5つの改革

美容室の離職率を下げるためには、以下の5つの制度改革が有用です。

  1. 人間関係の緩和
  2. 給与体制の改善
  3. アシスタントへの補助
  4. 週休2日の確保
  5. 新しいマンパワーの導入

それぞれの詳細については以下に解説します。

 

上下関係の緩和で人間関係の悪化を防ぐ

人間関係の悪化の原因となっているのが、上下関係の厳しさです。

美容業界は師弟制度が色濃く残る業界でもあるため、上下関係は厳しくなりがちになります。

しかし、人と人との接し方は時代とともに変化するものです。

2015~2018年の箱根駅伝4連覇で知られる青山学院の陸上部では、環境に慣れるだけでも負担のかかる新入生には寮の掃除などの雑務はさせず、上級生が雑務を担当するそうです。

下級生の負担を抑えることで練習に注力でき、それが陸上部全体のレベルの底上げにつながり連覇を果たしています。

スタイリストだけで雑務に当たる必要はありませんが、アシスタントやジュニアスタイリストの負担を抑えられるように、上下関係を緩和してみてはいかがでしょうか。

 

歩合率の上限を上げるための新しい給与体制

スタイリストの給与体制に歩合制を採用している美容室であれば、歩合率の上限を上げることで待遇を改善できます。

ただ歩合率を上げたのでは経営を圧迫するので、2つの歩合率導入が有用です。

アシスタントのサポートを受ける場合は、生産性のないアシスタントの分まで売上が必要になるため、スタイリストの歩合率は下がります。

一方、スタイリストのみで運営している美容室は、施術をスタイリスト一人で担うためアシスタント分の売上が不要になり歩合率が上がります。

そこで、歩合率はそのままでアシスタントのサポートを受けられるユニット制と、すべての施術を一人で担う分歩合率が高いワンストップ制からスタイリストが選べるようにすれば、自身の給与体制に納得できるでしょう。

予約が重なったり、飛び込みの顧客が訪れたりした場合の細かい設定が必要ですが、歩合率アップも現状維持も納得したうえでサロンワークに取り組めるためモチベーションの維持にもつながります。

 

アシスタントへの補助

歩合率の改革だけではアシスタントの懐事情は改善されません。

アシスタントに対する補助を導入することで金銭的な負担を軽減し、スタッフ満足度の向上を図りましょう。

基本給を上げるのが一番ですが、難しい場合はサロンワークや練習に使う道具の購入費を美容室が負担する制度の導入が考えられます。

 

週休2日の確保と早上がり

一般企業が週休2日であることから、美容室にも週休2日を取り入れましょう。

隔週で週休2日を採用している美容室が多いですが、それでも完全週休2日制には休暇の日数が足りていません。

繁忙期を除いて月に2日、自由に休みを取得できるようにすれば週休2日が実現できます。

繁忙期は休みを増やすのが難しくなるため、予約数に余裕がある日には早上がりをさせるなどしてバランスを取りましょう。

休日に講習へ参加したスタッフには翌日の予約に余裕がある場合は午後出勤にするなど、「努力が認められる」制度の導入も労働環境の改善に有用です。

 

経営の健全化につながるマンパワーの活用方法

歩合率アップや休暇日数の増加は、美容室の経営に負担がかかります。

美容室には繁忙期と閑散期があり、繁忙期にスタッフ人数を合わせると人件費を圧迫し、閑散期にスタッフ人数を合わせてしまうと繁忙期のサロンワークが回りません。

閑散期に適したスタッフ人数を維持し、繁忙期のみ臨時でマンパワーを確保できれば経営の健全化につながり、そのために有用なのが「スポットワーカー」です。

指定する日時のサロンワークに単発の派遣のように雇う美容師を「スポットワーカー」と呼び、人手不足が続く美容業界の貴重なマンパワーとして普及しています。

スポットワーカーとのマッチングを提供するサービスも増加していますが、美容師と美容室のマッチングに特化したサービスを提供する「びすけっとリンク」が選択肢として挙げられます。

繁忙期や人手不足な場合に取り入れれば経営の強い味方になるでしょう。

 

十分な収入と休暇が得られる労働環境とオーナーの経営手腕が重要

解説した5つすべての制度改革を実行できれば理想的ですが、経営の負担にならない範囲で少しずつ取り組んでいくのが現実的です。

十分な収入と休暇の実現は労働環境の改善につながり、ひいては人材の確保や経営の発展、維持が可能になります。

人材の確保や人件費の削減など多様な活用方法があり経営の健全化に有用な、美容室と美容師のマッチングに特化した「びすけっとリンク」の導入も検討してみてはいかがでしょうか。

 

ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

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