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美容師の提案力向上に有効な資格4選! 実践の場を増やす方法も紹介

コラム

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お客様にスタイルやケアを提案する際に、資格を取得しておくと説得力を持たせられ客単価や売り上げのアップにつながる可能性が高くなります。

この記事では、美容師が取得するとサロンワークに活用できる4つの資格について紹介します。

 

美容師の提案力向上に役立つ4つの資格

美容師が取得すると提案力の向上につながる4つの資格は以下のとおりです。

  1. ヘアケアマイスター
  2. 色彩検定
  3. 日本化粧品検定
  4. ヘアカラリスト検定

それぞれの資格の詳細について解説します。

 

ヘアケアマイスター

「日本ヘアケアマイスター協会」が実施する試験に合格すると取得できる資格です。

ヘアケアに関する知識量が測られ、お客様への適切な毛髪診断や処置技術が求められます。

受験には美容師か理容師の資格が必須です。

ヘアケアマイスターは3つのランクに分かれています。

「プライマリー」「ミドル」「マイスター」の順で難易度が上がり、段階的に取得しなければいけません。

受験料はすべて3,000円ですが、「マイスター」のみ2次試験に進み、別途7,000円の受験料がかかります。

合格率について正確な数値は発表されていませんが、「プライマリー」で約75%、「ミドル」と「マイスター」は10~20%程度といわれています。

 

色彩検定

色の表し方や混色理論、心理効果、配色などの知識を測る、公益社団法人「色彩検定協会」が発行する資格です。

配色をセンスに頼ることなく論理的に思考・説明ができるようになり、カラーリングの提案の際に説得力を持たせられます。

色彩検定は基礎的な知識が求められる「3級」、実践力を問われる「2級」、プロフェッショナル向けの「1級」、新設された色覚の多様性に関する知識が求められる「UC(色のユニバーサルデザイン)級」の4つのランクに分かれています。

検定を受けた総人数は150万人を超えており、文部科学省の後援を受けている資格です。

色彩検定協会が公開する受検者データによると、2021年度の各ランクの合格率は「UC級」が89.7%、「3級」は76.8%、「2級」が77.9%、「1級」では52.7%となっています。

段階的に資格を取得する必要はなく、いきなり1級に挑戦可能です。

検定料は「UC級」が6,000円、「3級」は7,000円、「2級」では10,000円、「1級」になると15,000円です。

出典:公益社団法人「色彩検定協会」 URL:( https://www.aft.or.jp/pages/feature)

 

日本化粧品検定

日本化粧品検定(コスメ検定)は、化粧品の成分や歴史、法律に関する知識を問う試験であり、累計受験者数は86万人以上です。

文部科学省の後援を受ける一般社団法人「日本化粧品検定協会」が検定を実施しており、「3級」「2級」「1級」の順で難易度が上がります。

3級は無料でネット受験が可能、2級と1級は5月と11月に年2回の検定が実施されています。

3級は検定自体は無料ですが合格証の発行には3,300円かかり、2級の検定料は6,600円、1級の検定料は13,200円です。

日本化粧品検定協会が公開するデータによると、2級の合格率は72.0%、1級の合格率は67.77%で、段階的に取得する必要はありません。

参照:一般社団法人 日本化粧品検定協会 URL:( https://cosme-ken.org/tax_faq/faq0105/)

 

ヘアカラリスト検定

ヘアカラリスト検定は「JHCA 日本ヘアカラー協会」が実施する、ヘアカラーに関する専門的な技術力や知識量を測る検定制度です。

ランクは5つに分かれており、シングルスター(SS)、ダブルスター(DS)、トリプルスター(TS)、フォーススター(FOS)、ファイブスター(FVS)の順で難易度が上がり、SSランクから段階的に取得しなければいけません。

会員サロンに所属している場合のみ、DSランクから受験できます。

また、検定を受けるには美容師か理容師の資格が必要です。

検定前にセミナーを受講する必要があり、SSはセミナー料が19,800円、検定料は13,200円、計33,000円かかりますが、会員サロンに所属している場合は半額の16,500円になります。

同様にDSはセミナー料22,000円と検定料22,000円の計44,000円、会員サロンに所属している場合はセミナー料が13,200円、検定料は11,000円の計24,200円です。

TSは計66,000円(会員38,500円)、FOSでは計132,000円(会員66,000円)、FVSになると計220,000円(会員110,000円)の資格取得費用がかかります。

 

場数を増やす美容師のスポットワーク

提案力や説得力の向上のために資格取得は効果的ですが、並行して実践経験を積む必要があります。

髪質やダメージレベルは千差万別であり、そこに顧客の趣味嗜好が加わるため、対応するには場数を踏むしかありません。

サロンの客層が偏っていると、対応力にも偏りが生じます。

幅広い客層への対応力を養うのに有用なのが「スポットワーク」です。

単発の派遣のようにサロンが指定する日時のサロンワークに加わる新しい働き方であり、もともと忙しい店舗にヘルプに行くことが珍しくない美容業界でも普及しています。

異なる客層をターゲットにしているサロンで場数を踏めることに加え、所属するサロンにはないスキルや知識を吸収でき、収入も得られるメリットがあります。

 

多様化する技術や薬剤への対策として資格を取る

顧客の要望に応えるため、技術や薬剤は多様性を増しています。

スキルや知識の確認や、提案力と説得力の向上に資格取得は有用な手段です。

また、資格の取得と並行して対応できる客層の幅を広げることも重要ですが、その際には美容師のスポットワークに特化したサービス「びすけっとリンク」を利用してみてはいかがでしょうか。

 

ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

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