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美容師の役職とは?仕事内容や求められる能力について解説

コラム

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一般的な企業では部長や課長などの役職がありますが、サロンにはディレクターやトップスタイリストなど、立場の上下が分かりにくい役職があります。

サロン内でキャリアアップを目指している場合はもちろん、独立を視野に入れている美容師にとっても、サロン運営を円滑に進めるために役職ごとの特徴や求められるスキルを把握しておくことは重要です。

この記事では、美容師の6つの役職の概要や求められるスキルについて解説します。

 

美容師の役職は6つ

サロンによって多少異なりますが、美容師の役職は主に6つです。

・オーナー

・店長

・ディレクター

・トップスタイリスト

・スタイリスト

・アシスタント

それぞれの役職について、以下に解説します。

 

オーナー

サロンの経営者です。

共同経営の場合を除き、基本的にはサロンにオーナーは一人であり、経営に関する決定権を持ちます。

美容業界は慢性的な人手不足に陥っており、人材確保のために労働環境の改善や待遇の向上が喫緊の課題となっています。

さらに人口は減少傾向にあるにもかかわらず、サロンの施設数は25万件を突破し増加傾向にあるので、これからの時代の市場競争を勝ち抜き、人材を確保するにはより一層サロンオーナーの手腕が問われるでしょう。

 

店長

2店舗目以降を出店し、多店舗展開した際に各店舗に配置される役職です。

売上の管理やスタッフの指導など、オーナーに代わりサロン運営を担います。

 

ディレクター

サロンによって役職の意味が異なるのがディレクターです。

店長より立場が上で、一般企業のエリアマネージャーのような役職を指す場合もあれば、店長より下の立場でアシスタントへの指導を担当する役職を指す場合もあります。

また、店長と担う仕事は変わらないものの、指名料のランクを分ける際に用いられるケースもあります。

ディレクター自体は「制作物の質に責任を持つ役職」を指すため、エリアマネージャーにも指導担当者にも当てはまるといえるでしょう。

 

トップスタイリスト

売上トップ、または指名数トップのスタイリストを指す役職です。

付くアシスタントの人数が増えたり、歩合率が上がったりするなど、実力と実績があるため待遇面で優遇されます。

 

スタイリスト

サロン内のテストに合格し、一人ですべての施術を担当できる美容師です。 スタイリストデビューは美容師の最初の目標ですが、月売上100万円、200万円と多くの壁を突破しなければいけません。

 

アシスタント

スタイリストのサポートを担う役職です。 サロンによって異なりますが、2~5年間のアシスタント期間を経てスタイリストに昇格します。

 

ディレクターと店長に求められる能力

美容師には主に6つの役職がありますが、店長とディレクターにはそれ以外の役職とは異なる能力が求められます。

店長とディレクターに求められる「経営者の視点」と「人材育成の知識」についての詳細は、以下のとおりです。

 

経営者の視点

店長やディレクターには、オーナーが不在でもサロンを運営できる能力が求められます。

トップスタイリストまでは、個人の売上アップやスキルアップに取り組めば十分ですが、サロンの運営を担うには、個人より全体の売上やスキルの底上げに努めなければいけません。

とはいえ、個人の売上が低ければサロン内の立場や発言権も下がるため、個人の売上を維持しつつ、全体の売上も意識する必要があります。

経営者と同じ視点を持ち、サロン運営を任せられる信頼関係をオーナーとの間に築くことが、店長とディレクターに求められます。

 

人材育成に関する知識と能力

店長とディレクターはアシスタントの教育を担うので、人材育成に関する知識と能力が必要です。

以前は体育会系の根性論を全面に打ち出した指導もありましたが、現在ではパワハラで訴えられかねません。

営業前後の時間を練習に充てるケースが多く、限られた時間で効率的にスキルを身につけるためには、体系化されたカリキュラムが有用です。

カリキュラムを構築し、アシスタントのモチベーションを維持しつつ分かりやすく指導する能力が求められ、自身で技術を理解するよりさらに深く理解する必要があります。

 

店長とディレクターには幅広い経験が求められる

高いスキルを有し、それを指導に活かすには幅広い経験が必要です。

講習や美容師専門誌などで人材育成に関する知識を得る方法もありますが、多くのカリキュラムや指導方法を学ぶ機会を得る手段として、「スポットワーク」への取り組みが推奨されます。

スポットワークはサロンが指定する日時のサロンワークにピンポイントで参加する新しい働き方であり、導入する美容室が増加傾向にあります。

他店舗のカリキュラムを盗作してはいけませんが、サロンワークやアシスタントへの指導から人材育成において重視しているポイントを読み取り、さまざまなサロンから良い部分を抽出したカリキュラムを構築することは問題ありません。

現場で活用されている指導方法を学ぶ機会になるので、人材育成のスキルを身につけたい美容師に適した働き方といえます。

 

美容師の役職のうち、店長とディレクターに求められる能力は異なる

美容師には主に6つの役職がありますが、店長とディレクターには人材育成に関する知識と能力が求められます。

講習や美容師専門誌からも知識を得られますが、より実践的な人材育成に関する知識を得るには「スポットワーク」が有用です。

店長やディレクターの役職を目指す際には、美容師とサロンのマッチングに特化したサービス「びすけっとリンク」への取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。

 

ライター:ティム(美容師歴20年、現在はフリーランス)

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