美容師のアシスタント時代は、技術だけでなく人間的な成長もできる大切な期間。
しかし、長い期間をアシスタントとして過ごしてしまうと、スタイリストになる前に心が折れて離脱してしまう人も少なくありません。
調べてみると美容師アシスタントは概ね”25歳まで”と言われていることが多いそう。
今回は美容師アシスタントの年齢が25歳までと言われる理由と、スタイリストになるまでの道のりについて紹介します。
時間をかけ過ぎず、いち早くスタイリストになるための心構えもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
美容師アシスタントの年齢は25歳まで?その理由とは
美容師アシスタントの年齢が”25歳まで”と言われる理由は「平均的に25歳前後でスタイリストデビューする人が多い」からだといわれています。
しかし、必ずしも25歳が上限というわけではなく、美容師アシスタントに明確な年齢制限はありません。
ではなぜ”25歳まで”といわれるのか、具体的な理由3つを解説していきます。
理由①:カリキュラムが3年程度を目安とした構成になっている
美容師アシスタントには、スタイリストになるまでに習得すべきカリキュラムがあります。
専門学校を卒業した歳(19〜20歳)頃をスタートとして、カリキュラムはおよそ約2〜4年程度で終えるような構成になっているお店がほとんどです。
あくまで目安であり、達成するまでにかかる時間に個人差はありますが、ある程度お店が提示した期間内でクリアできるよう心掛けましょう。
理由②:学ぶ意欲が低下する
美容師アシスタントに明確な年齢制限はないので、スタイリストになるまでの期間は人それぞれということになります。
同じカリキュラムで学んでも3年程度で終える人もいれば、5〜10年以上かかる人もいるそうです。
しかしスタイリストになるまでに時間をかけすぎると、学ぶ意欲がどんどん低下し、最終的には「自分には向いていないかも…」と離脱してしまうケースも。
2〜3年目を過ぎると、周りにはアシスタントを卒業する人も出てきて、学気持ちよりも焦りや不安・できない自分を責める気持ちの方が大きくなるようです。
理由③:お店の環境によるもの
「25歳までにアシスタントになれなかった」という場合、自分だけではなくお店側が原因の可能性もあります。
アシスタントのカリキュラムが不十分だったり、お店が忙しくてヘルプに時間を取られてしまい学ぶ時間が少なかったり…自分以外にも原因はなかったか振り返ることも必要。
このような理由の場合、転職して働くお店を変えてみるのも一つの手段です。
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美容師アシスタントになるまでの期間は?
美容師アシスタントのカリキュラムは、およそ約2〜4年程度で終えるような構成であると紹介しましたが、主に下記のようなプランで進めていきます。
あくまで一例ですので、参考程度にご覧ください。
美容師アシスタント1年目
1年目は入社後(4月)の研修から始まり、まずは挨拶やお客様への接し方など社会人として必要なマナー研修から始まります。
お店によってはお会計や予約管理を任される場合もあるでしょう。
その後、シャンプーやカラーなど、各技術に関する理論と実習を繰り返し学んでいきます。
美容師アシスタントの皆さんは、休日や休憩時間、営業時間終了後などの時間をうまく使って練習を進めているようです。
美容師アシスタント2年目
2年目に入ると、主にカット技術を中心に学ぶようになります。
まずはハサミの持ち方や素振りの練習からスタートし、カット理論やマネキンを使った実習を行なっていきます。
ある程度練習を積んだら街で声をかけたり、SNSで募集をかけたりしてカットモデルを探し実際に本物の髪をカットして練習していきます。
家族や友人にも協力を仰いで、とにかく場数を踏むことが重要になる期間です。
美容師アシスタント3年目
美容師アシスタントの3年目はスタイリストデビューのための試用期間というイメージです。
【接客→カット・カラー等→お見送り】までが1人でできるようになり、尚且つ仕上がりが試験官(お店の先輩など)に認められなくてはいけません。
苦手なところを積極的に先輩に聞いたり、実際に練習を見てもらったりして「スタイリストになった自分」を想像して技術に落とし込みましょう。
早くスタイリストになるために心掛けること
美容師アシスタントに明確な年齢制限はない=スタイリストになるまでは何年でも時間をかけて良いということになりますが、実際そうはいきません。
時間をかけすぎると「自分には向いていないかも」と夢半ばで諦めてしまったり、お店側にも迷惑をかけたりデメリットは多くてもメリットはそれほどありません。
そこで、1日でも早くスタイリストになるために必要な心掛け3つをまとめてみました。
①明確な目標を掲げる
目標を立てると意欲が高まり、モチベーションを維持するのにも効果的です。
また、決めた目標に向かってコツコツと行動をしていく継続的な達成感は、後にスタイリストデビューした後の自信にもつながります。
「スタイリストになる」というのはあくまで夢の過程。
その先でどんな美容師になりたいのか、どんなライフスタイルを叶えたいのか明確な目標を立てましょう。
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②練習を欠かさない
誰よりも早くスタイリストになるためにはとにかく練習あるのみ。
休日や営業後の時間をフルに活用して、できる限り練習できる時間を確保しましょう。
また練習は1人でやるだけでなく、誰かに見てもらうことも大切です。
時には先輩や同僚といった第三者の目で自分の技術を見てもらい、良いところ・悪いところを教えてもらいましょう。
③習う人や環境を整える
目標を立てると自ずと自分が「どんなスタイリストになりたいのか」というイメージが出来上がると思います。
自分の理想に近い憧れの人 (先輩やSNSで見かけた美容師など)から教わることができる環境作りは、より早い技術の向上につながります。
その人は仕事中どんなことに気を付けているのか、お客様とはどのように接しているのか、よく観察して真似ることも良い練習になるでしょう。
④とにかく現場で場数を踏む
技術習得最大の効果は、場数を踏むことです。
ウィックでどれだけ上手にできても、人毛ではそう簡単に再現できません。
それは現在アシスタントをやっていればわかると思います。
ただサロンの状況や規定も有り、なかなか入客できない現実もあると思います。
そこでオススメなのが美容師のスポットワークです。
美容師スポットワークで多くのサロンを見てみませんか?
アシスタントにとって、多くの美容師を見ることも技術向上の助けになります。
ただ多くの美容師を見ると言っても、今お世話になっているサロンを移るというのはハードルが高いですよね。
そこでご紹介したいのが美容師のスポットワークです。
美容師のスポットワーク・スポットバイトとは?
スポットワーク、スポットバイトは日にちと時間が指定された仕事を単発で行う働き方です。
隙間時間を有効活用しながら働け、副業として美容師をすることや、違う環境で働くことを経験しやすいといった特徴があります。
また、様々なサロンでの業務経験ができるため、多くの先輩美容師や薬剤に触れる機会が格段に増え美容師としてのスキル向上にも一役買います。
「スポットワーク」で最大限にスキルを磨くための3つのポイント
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まとめ
今回は美容師アシスタントの年齢が25歳までと言われる理由と、スタイリストになるまでの道のりについて紹介しました。
- 美容師のアシスタント時代は、技術だけでなく人間的な成長もできる大切な期間
- ”25歳まで”と言われる理由は「25歳前後でスタイリストになる人が多い」から
- 必ずしも25歳が上限というわけではなく、明確な年齢制限はない
- 美容師アシスタント期間が長引くのはお店が原因の場合もある
- 1日でも早くスタイリストになるために明確な目標や練習は欠かせない
美容師アシスタントは年齢よりも「いつまでにどんなスタイリストになりたいか」というビジョンこそが重要であり、大切な指針であることがわかりました。
ガムシャラに目の前のタスクをこなすだけでなく、長期的な目標設定がとても重要です。
「美容師が向いていないかも」と自信を失いかけている人も、本記事が明日を頑張る勇気になれば幸いです。
ライター:真篭あやか(ブロガー/30代で2児ママ)
ママになったことをきっかけに、10年間の会社員員生活に別れを告げフリーランスに転身。
美容・ファッション・仕事・お金…『20〜30代がリアルに気になっていること』をピックアップした最新情報を発信しています!
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