美容学校を卒業し美容室に就職したら、最初に必要になる物
それが「ポシェット」です。
- そもそも美容師のポシェットとは何か
- アシスタント時代のポシェットを選ぶポイントとは
- ポシェットにはどんなものを入れるのか
いざ買おうと思っても、美容師のポシェットに関する情報が少なすぎてどんなものを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
今回は、アシスタントが使いやすいポシェットの選び方をわかりやすく紹介します。
「どうせ買うなら失敗したくない」という皆さんのために、購入する際のポイントもわかりやすくまとめていますので、是非参考にしてみてください。
美容師のスポットワークなら>>>>>びすけっとリンク
アシスタントが使うポシェットとは?どんなものを選ぶのが正解?
美容師アシスタントが使うポシェットは、シザーケース、ショルダーバック、ウエストポーチとも呼ばれ、入社したらまず初めに揃えるべき必須アイテムです。
今回はポシェットで統一して説明していきます。
「ポシェットといってもどんなものを選べば良いの?」
と思う人も多いと思いますが、結論から言えばアシスタント時代に買うポシェットは【シザーケース付き】を選ぶのが良いでしょう。
理由1:1年後にはカット練習が始まりシザーケースが必要になるから
入社して間もない頃はまだ実際にハサミを握るわけではないので、シザー用のポケットがないケースを選びたくなりますが、アシスタント2年目からは実際にハサミを使ったカット練習がスタートします。
初めからシザーケース付きを選んでおけばスタイリストになった後も買い換える必要がないですし、ハサミがバッグに馴染んでカットデビューする頃には使い勝手がよくなっているでしょう。
シザーケースは一体型のものや、取り外し可能のものもあるので、使いやすい方を選んでみてください。
理由2:シザーケース付きだと信頼感が増すから
美容室に来るお客様の中には、「アシスタントに作業を任せるのは不安」とネガティブなイメージを持っている人も少なくありません。
アシスタントでも「この人なら任せても大丈夫そう」と思われる判断基準は、その人の立ち振る舞いはもちろんパッと見てわかるシザーケースの有無にもあると思います。
シザーケースがあるだけでプロっぽさが出て、お客様に安心感を与えることができます。
少し不純な動機でもありますが、そのように感じる人もいる、ということです。
ポッシェとに限らず身なりや歩き方を見て判断する方も多いですよね。
逆に、ポシェットから明らかにメモ帳がはみ出ていたり、ものを取り出すときにもたもたしたりするとお客様の不安を煽る可能性もありますので注意しましょう。
失敗しないアシスタントポシェットの選び方
アシスタント時代に購入するポシェットは、スタイリストになった後も10年は使うつもりで選ぶのがポイントです。
下記4点に注意すれば購入時に失敗することはありませんので、初めてポシェットを購入する人は是非参考にしてみてください。
ポイント① 価格と品質
美容師にとってのポシェットは、ハサミと同じくらい重要な仕事道具、これから長い時間を共に過ごすあなたの相棒です。
相場は数千円〜数万円と幅広く、手取りも少ないアシスタント時代は「とりあえず価格の安いものを」と選びたくなりますよね。
しかし大体の商品が価格と品質は比例しており、安い合皮素材のものは1年程度でボロボロになることもしばしば。
初期投資としてある程度価格の高いものを選んでおくほうが、長く使えて結果的にコスパがよいのです。
アシスタント時代は本当にお金も大変な中、道具を揃えるのも一苦労だと思いますが少しでも良いものをオススメいたします。
オススメ記事
美容師アシスタントの給料は安い?最短でスタイリストになる方法は〇〇
ポイント② サイズや重さ
ポシェットは毎日8時間以上背負うものなので、サイズ感や重さはかなり重要なポイント!
ユニセックスでデザインされていることが多いので、小柄な女性は特に「実際に届いてみたら重かった」「大きすぎた」と後悔することもあるようです。
ポシェットは美容師かトリマーくらいしか使う人がいないので、購入先は通販サイトであることがほとんど。
購入前にサイズや重さは先輩に相談ししっかりチェックしておきましょう。
美容師のスポットワークなら>>>>>びすけっとリンク
ポイント③ 色
最近売られている美容師用のポシェットはカラーバリエーションが豊富ですが、どんなファッションにも合わせやすいシンプルな黒が男女共に一番人気です。
女性はブラウンやベージュも人気ですが、コーディネートや美容室の制服によっては合わせにくいということもあるようです。
アシスタント時代から使うなら、最初は目立ちすぎない控えめな色を選ぶのが無難でしょう。
ポイント④ 自分が気に入ったものを選ぶ
この先長く仕事の相棒になってくれるポシェットは、自分の気分が上がるお気に入りのものを選ぶのも大切なポイント。
最近では柄や形も様々なポシェットが販売されており、中にはオーダーメイドで自分好みにカスタムできる物まであるんです!
また、仕事中のモチベーションを上げるためにお気に入りのキーホルダーをつけたりオリジナルにカスタムしている美容師さんもよく見かけます。
アシスタントはポシェットの中には何を入れたら良い?
さて、ここまでアシスタントが使うポシェットについて紹介してきましたが、実際にはどんなものを入れて使っているのでしょうか?
①メモ帳・筆記用具
美容師に限らず、社会人なら最低限持っておきたいのがメモ帳と筆記用具です。
アシスタント時代は、清掃・予約管理・会計といった店内業務からシャンプー・マッサージ・スタイリストの補助といったサポート業務まで覚えることが本当にたくさんあります。
休憩時間や仕事終わりに復習できるよう、こまめにメモをとるように心がけましょう。
美容師のスポットワークなら>>>>>びすけっとリンク
②ブローブラシ
ブローブラシは、お客様のブローをするときに使います。
ヘアスタイルによって使用するブラシが異なり、主に「スケルトンブラシ」「デンマンブラシ」「ロールブラシ」の3種類が一般的でしょう。
③タイマー
タイマーは、パーマやカラーで薬剤を使用するときに使います。
スタイリストのヘルプに入ったときに、薬剤放置時間を管理するのはアシスタントの役目です。
スタイリスト自身でもタイマーを持っていることが多いですが、使い慣れた自分用を持ち歩いておくと重宝します。
④ハンドクリーム
シャンプー等の水仕事や薬剤などで手荒れも多くなるのが美容師という仕事。手荒れをしてからではなかなか治りにくいので、こまめにハンドクリームを塗って保湿しましょう。
お客様が不快にならないよう、塗った後にベタつかず、香りの強くないものを選ぶのがマナーです。
ハンドクリームはいつでも取り出して塗れるよう、ポシェットに常備しておきましょう。
⑤輪ゴム
パーマに使うロッドを固定する以外にも様々な用途があります。
基本的にはパーマロッドセットに入ってますが、万が一落としたり、足りなくなった時用の予備がポシェットに入っていると焦らなくて済みます。
また、邪魔な袖口を止めたり、タオルを止めたりするときにも役立ちますよね。
⑥コーム
コームはアシスタント時代に毎日使う必須アイテムです。
主に使うのは「リングコーム(ワインディングコーム)」と「ジャンボコーム」の2種類で、用途が異なるためどちらもポシェットに入れておきましょう。
カット練習が始まると「刈り上げコーム」や「テーツコーム」なども必要になりますが、まずは最初に紹介した2本があれば大丈夫です。
特にジャンボコームは様々な場面で使いますので数本準備しても良いですね。
⑦ダッカール
アシスタントが一番使うアイテムNo1と言っても過言ではないダッカール。
ダッカール技術がない初期は髪の毛が多い人に苦労すると思いますので、必ず数本用意しておくとよいでしょう。
ダッカールはスタイリストも使っているので、取り間違えがないようにスタッフ間で色分けしている店舗もあります。
先輩のダッカールの色やデザインを把握し、かぶらないように選ぶと喜ばれます。
美容師スポットバイトで副業しながら憧れのポシェットをゲット!
美容師のスポットバイト、スポットワークとは、自分の都合が良い日時だけ依頼されたサロンに出向いて決まった時間だけ美容師をすること。
雇用関係はなくその日だけのスポットワークとなるためスキマ時間に働くことができます。
例えば
- 休みの日に数時間
- 仕事が終わった後に夜型のサロンで閉店まで
- 半休の時の午前中だけ
など、そんな働き方ができるのが美容師のスポットバイト・スポットワークです。
また子育てや介護など、決まった曜日時間で働くのが困難な方でも、ご主人が休みの日やご家族が協力してくれる時だけ気分転換も兼ねて美容師に戻ることも可能です。
美容師と美容室のマッチングなら、利用料無料の「びすけっとリンク」へ
登録も利用も無料のびすけっとリンクは美容師スポットバイトのマッチングに特化しており、しかも応募要項に応じてシャンプーのみOKや、ブロー・ワインディング必須など技術に応じた応募(相談)ができるため、アシスタントでも気軽に応募できます。
しかもスポットバイトなら、通常より時給が高めのお店が多いことも注目です。
美容師スポットバイトは技術や知識の向上にも役立つ
勤務先以外のサロンに出入りできるということは、沢山の美容師の技術や接客を間近で見ることができ、様々な薬品に触れる機会があるということ。
これは講習会などでは得られない生きた技術やコツに触れる貴重な体験にもなります。
「気になるサロンで就業体験ができた」「 普段の職場とは違う環境でこれまでにない経験を積むことができた」という声も聞かれ、自分がどんな仕事でやりがいを感じるのかを再確認できる良い機会になっているそうです。
美容師が副業として「スポットワーク」に取り組む3つのメリット
まとめ
今回は、アシスタントが使いやすいポシェットの選び方について紹介しました。
- アシスタント時代に買うポシェットは【シザーケース付き】を選ぶのが良い
- スタイリストになった後も10年は使うつもりで選ぶのがポイント
- ある程度価格の高いものを選んでおくほうが長く使えて結果的にコスパが良い
- 購入前にサイズや重さはしっかりチェックしておく
- どんなファッションにも合わせやすいシンプルな黒が男女共に一番人気
- 自分の気分が上がるお気に入りのものを選ぶのも大切なポイント
- メモ帳・ブローブラシ・タイマー・ハンドクリーム・ラバー・コーム・ダッカールを入れておく
ポシェットは毎日一緒に仕事をする相棒なので、どうせなら長く愛せるものを使いたいですよね。
自分がポシェットを選ぶ上で「何を最も重視するか」をよく考えて、後悔しないものを選びましょう。
ライター:真篭あやか(ブロガー/30代で2児ママ)
ママになったことをきっかけに、10年間の会社員員生活に別れを告げフリーランスに転身。
美容・ファッション・仕事・お金…『20〜30代がリアルに気になっていること』をピックアップした最新情報を発信しています!
#美容室のスポットバイト #美容師のスポットワーク #びすけっとリンク #ビスケットリンク #びすけっとりんく