美容師の給料は手取りが多い?将来の備えが必須な理由をわかりやすく解説

手取り給料ってなに?
給料から引かれる金額が大きいんだけど?
税金以外に何がどのくらい引かれるのか詳しく教えて!
みなさんは、給料の額面と手取り額について正確に把握していますか?
美容師は給与形態が複雑でサロンごとに特徴もあるので、他業種のビジネスパーソンはもちろん、同業者であっても給与や待遇の比較が困難です。
美容業界の課題の一つとして低賃金が挙げられますが、給与の額面に対して手取り額が多いサロンは少なくありません。
しかし、手取り額が多いことは必ずしも良いことではないので注意が必要です。
この記事では、美容師の給料の手取り額や将来の備えについて解説します。

ライター:ティム
美容師歴20年、現在はフリーランス美容師。
サロン勤務の傍ら美容業界の昨今について執筆活動をしています。
美容師は額面に対して手取りが多い
美容師は給与の額面に対して手取り額が多いのは、社会保険に加入していないサロンが少なくないからです。
本記事で解説する社会保険は、「狭義の社会保険」と呼ばれる厚生年金と健康保険、介護保険を指します。
社会保険完備の企業では厚生年金と健康保険、介護保険が給与から天引きされます。
厚生年金や健康保険、介護保険は会社と被保険者で折半です。
たびたび保険料率は改定されますが、ある自治体では厚生年金の保険料率は報酬の18.3%、健康保険料率は11.82%、介護保険料率(40歳以上の被保険者のみ)が1.8%でした。
被保険者の負担は「(18.3+11.82+1.8)÷2=15.96」となり、半分は会社に負担してもらえますが給与の約16%を社会保険料として納めます。
一方、社会保険に加入していない場合は、個人で国民年金や国民健康保険料などを納めなければいけません。
社会保険未加入だと給与からの天引きがないため、額面に対する手取り分は多くなります。
社会保険完備の美容室が少ない原因
美容室は個人経営が多く、義務である雇用保険と労災保険は加入しますが、任意となる厚生年金や健康保険、介護保険には未加入のケースが多くなります。
個人事業でも常時5人以上従業員を雇用していると社会保険に強制適用となりますが、美容室や飲食店は強制適用外事業なので加入は任意です。
社会保険料は加入する企業と被保険者で折半するので、美容室の経営負担が大きく、任意では経営者が加入をためらうのも仕方ありません。
ただし、厚生労働省が社会保険の適用促進対策を進めているため、改善が期待されています。
美容師は手取りから国民健康保険料などを払わなければならない
美容室が社会保険に加入していないのであれば、美容師は国民健康保険料や国民年金、40歳以上になると介護保険を個人で納めなければいけません。
国民年金は1万6,520円(2023年4月から)で一律ですが、国民健康保険と介護保険は自治体によって異なります。
全国平均では国民健康保険料率が7%強、介護保険料率は2%弱となっているので、国民年金の1万6,520円に加え、給与の9%前後を手取りから納めます。
国民年金だけでは老後の備えは心許ない
給与から天引きが少ないため、美容師は額面に対して手取り額は多くなりますが、個人で保険料を納めなければならないので手元に残るお金は少なくなるでしょう。
また、厚生年金に対して国民年金は、将来の備えとして不安があります。
2023年時点における国民年金受給額や将来の備えについて、以下に解説します。
2023年時点における国民年金受給額
2023年(令和5)年4月時点の国民年金の受給額は月額6万6,250円です。
賞与を含めて一月当たり43万9,000円の収入を得て、厚生年金保険料を40年間納めた夫婦2人の受給額は22万4,482円です。
6万6,250円は一ヶ月の生活費としては心許なく、厚生年金を納めた場合と比べて将来に対する不安が募ります。
参照資料:日本年金機構
副業に取り組んで収入アップ
社会保険の加入は美容室経営に負担がかかるため、過度な期待は禁物です。
そのため、自身で収入を増やすための対策を講じる必要があります。
収入を増やす方法として挙げられるのが副業です。
一般企業でも副業を認めるケースが増えており、収入を増やし、将来に備える手段として注目されています。
美容師の副業として適しているのが「クラウドソーシング」と「スポットワーク」です。
クラウドソーシングはオンライン上で委託業務を請け負い、報酬を得ます。
サイト制作やライティングなど、さまざまな案件が専門サイトに掲載されていますが、時間に縛られず、期日までに成果物を納めればいいので、スキマ時間にも取り組めます。
フレキシブルに時間を活用できますが、スキルを身につけるまでは単価が低く、時給制の副業の方が多くの収入を得られる可能性があります。
しかし、差別化を図れれば高収入を得られたり、事業として独立できたりするチャンスもあるでしょう。
時給制で美容師としてスキルアップも図れる「美容師スポットワーク」
充てた時間に対して十分な収入を得られない可能性のあるクラウドソーシングに懸念があるなら、「美容師スポットワーク」という選択肢もあります。
単発の派遣のような働き方であるスポットワークは、美容室が指定する日時にサロンワークに参加します。
勤める美容室とは異なる技術や薬剤に触れる機会になるので、スキルアップを図れるでしょう。
美容師と美容室のマッチングに特化したサービス「びすけっとリンク」には時給制の案件が掲載されているので、取り組めば安定した収入を得られます。
美容師は手元に残るお金が少ないので将来に対する備えが重要
美容師は額面に対する手取り額こそ多いですが、手取りから国民年金や国民健康保険を納めなければいけないため、手元に残るお金は少なくなります。
また、厚生年金に比べて国民年金は受給額が少ないので、将来の備えとして副業への取り組みが推奨されるでしょう。
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美容室経営者や管理職、トップスタイリストになると他サロンが何をやっているか、現場を肌で感じる機会は非常に少なくなります。
講習会などの机上の論理だけではなく、現場の空気を感じる方法としてご紹介したいのが美容師のスポットワークです。
美容師スポットワーク、スポットバイトは日にちと時間が指定された仕事を単発で行う働き方です。
様々なサロンで経験ができるため、多くの技術や薬剤に触れる機会が格段に増えスキル向上にも一役買います。

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