【美容師免許再発行】紛失・名前変更で再交付するには｜ダウンロードや日数・金額

美容師免許が見当たらない！
子供にビリビリに破かれてしまった…
美容師免許証の再発行ってできるか詳しく知りたい！

美容師免許証について不安に思ったことはありませんか？

• 引越し時に紛失してしまった
• 誤って損傷させてしまった
• 結婚して苗字が変わった

など、様々な理由により再交付したいと考える人も多いと思います。

これらの事由により、美容師免許を再発行したい場合は「美容師免許再交付申請書」で手続きをする必要があります。

本記事では美容師免許証再発行の手順や、再発行にかかる金額や日数・注意点などを解説。

具体的なFAQも紹介していきますので、ぜひ最後までお読み下さい。

美容師免許証は再発行できる!更新は不要？

結論から言えば、美容師免許は再発行が可能。

国家資格である美容師免許は一度取得してしまえば生涯資格を保有できるため、定期的な更新も不要です。

しかし、美容師免許は運転免許証と違って、額縁に入れるような賞状サイズなのが特徴。

引越しなどで部屋を片付ける時に、うっかり処分してしまう人も多いようです

ここからは、美容師免許の提示が必要な場面や再発行に必要な手順を解説していきます。

美容師免許証の再交付は、理由によって申請書類や送付先が変わりますので、手続きを検討している人は最後までよく呼んでおきましょう。

美容師免許の提示が必要な場面とは？

美容師免許の提示を必要とする場面は、次のような時が考えられます。

先ほども触れたように、美容師免許は賞状くらいのサイズで毎日持ち歩くようなものではないので、いざ必要となった時に紛失に気がつく人も多いようです。

昔は美容師免許を額縁に入れて、お店に飾っているところもあったようですが、地域によっては義務化されておりませんので近年そのようなお店は激減。

ファイルや額縁などに入れ、自宅で大切に保管するようにしておきましょう。

うっかり処分することがないように、常に目の届く場所に置くのもよいでしょう。

美容師免許証を再発行する手順

美容師免許証を再発行する基本的な手順は以下のとおりです。

再発行の理由によって必要書類などの内容が異なるので、次に紹介する中から自分に該当する内容を確認しておきましょう。

紛失・破損した場合

紛失・破損・汚損・焼失した場合に行う手続き方法と流れは次のとおりです。

申請書には下記のいずれかの控え(コピーではなく原本)を裏面に貼る必要があります。

これらの書類を紛失しても、再発行はできませんので注意しましょう。

汚損・破損の場合は、美容師免許証の原本も同封する必要があります。

申請書の記入項目や送付先は次のとおりです。

記入項目	・本籍 ・氏名 ・生年月日 ・性別 ・再交付の理由 ・電話番号 住所
送付先	〒135-8507 東京都江東区有明3-7-26 公益財団法人　理容師美容師試験研修センター　免許証再交付　係

これらの他にも、わかる場合に限り交付者・登録番号・登録日を記入します。

送付先は美容師名簿訂正「あり」・「なし」のいずれかを選択できるようになっているため、「あり」の場合には美容師名簿訂正申請書を同封しましょう。

ちなみに送付時に書類は折り畳んでもOK。破損した免許証は表面を外側に折るとよいでしょう。

氏名・本籍・国籍が変更した場合

次に、氏名・本籍・国籍が変更された場合の手続きを紹介します。

2の必要書類は次のとおりです。

必須	・旧美容師免許証の原本 ・収入印紙（名簿の登録事項変更に係る登録免許税）1,000円分 ・交付手数料 3,750円 ・振替払込請求書兼受領書､またはATMのご利用明細票
いずれか1点	・戸籍抄(謄)本(6か月以内に発行されたもの) ・本籍が記載されている住民票(6か月以内に発行されたもの)

免許証に旧姓または通称名(外国籍の方)の併記を希望する場合は、以下のいずれか1点も必要になります。(希望しない場合は不要)

• その氏名が記載されている戸籍抄(謄)本(6か月以内に発行されたもの)
• その氏名が記載されている住民票(6か月以内に発行されたもの)

申請書の記入項目や送付先は次のとおりです。

記入項目	・交付者 ・登録番号 ・登録日 ・変更前・変更後の本籍 ・変更前・変更後の氏名 ・生年月日 ・性別 ・免許証訂正・書換えの理由 ・電話番号 ・住所
送付先	〒151-8602 東京都渋谷区笹塚2-1-6 JMFビル笹塚01(8階) 公益財団法人　理容師美容師試験研修センター　名簿訂正・免許証書換え交付　係

翻訳が必要な場合

国外への移住・留学・海外の美容学校への入学・ワーキングホリデーなどを考えている場合には、英訳の美容師免許が必要になることがあります。

所持する理容師又は美容師免許証の文面を英訳したい場合の手順は次のとおりです。(翻訳証明書は「英語」のみになります)

必要書類・記入項目・送付先は次のとおりです。

必要書類	・理容師または美容師免許証のコピー(両面) ・交付手数料1,150円払込み済の受領証(必要な部数分)
記入項目	・理容師/美容師いずれかに◯ ・本籍 ・氏名 ・交付者 ・生年月日 ・登録日 ・登録番号 ・交付年月日 ・交付を必要とする理由 ・必要部数 ・提出先 ・提出国名 ・電話番号 ・住所
送付先	〒151-8602 東京都渋谷区笹塚2-1-6 JMFビル笹塚01(8階) 公益財団法人　理容師美容師試験研修センター　英訳文証明　係

①勉強する時間を決める

美容学生におすすめの英語勉強方法1つ目は、勉強時間を固定するという方法です。

「お昼休みのあとに20分単語を覚える」といったように、先に勉強する時間を具体的に決めておくとよいでしょう。

空いた時間でやろうとすると「どの時間が空いていて、どれくらい勉強するのか」が認識しにくくなります。

この方法だと、たとえ1時間空いていたとしても「やろうと思っていたけど時間がなかった」と勉強し損ねてしまうのです。

5分10分のわずかな時間でも、先に時間を確保することで勉強に意識を向けられるので、短時間でも効率よく英語を学習できるようになります。

また、決めた時間にやることで習慣となり、自然と勉強するのが当たり前になっていきます。

日々小さな継続を積み重ねることで、英語も少しずつ確実に上達していくでしょう。

美容師免許再発行にかかる金額や日数

美容師免許証の再交付手続きにかかる日数は2～4週間程度。

また、再発行する際は手数料と収入印紙代といった費用が発生します。

ここからは、美容師免許再発行にかかる費用や日数について、詳しく解説していきます。

<h3>金額は手数料・収入印紙代</h3>

美容師免許再発行の申請手続きに必要となる金額は、以下の一覧表の通りです。

申請内容	手数料	収入印紙代
紛失・破損	4,150円	–
氏名・本籍の変更	3,750円	1,000円
翻訳の場合	1,150円	–

これらの手数料は郵便局にて支払います。

支払いした時に発行される受領書(またはご利用明細書)は申請に必ず必要になりますので紛失しないよう気を付けましょう。

日数は2～4週間程度

再交付された美容師免許が受け取れるのは、申請後から概ね2～４週間後になります。

仕事などで受け取れない場合もあるので、申請後は自宅のポストに不在票連絡が届いていないか、随時チェックしておきましょう。

不在票には保管期限があり、期限が過ぎた場合は郵便局へ返送されてしまいます。

再送する場合の郵送料は自己負担となりますのでご注意ください。

「発送日の指定や問い合わせがしたい」との声もありましたが、調べてみる限り理容師美容師試験研修センター側では非対応とのこと。

発送状況の確認については、「郵便追跡サービス」に簡易書留のお問い合わせ番号を入力して確認してみましょう。

美容師免許の再発行手続きにおける注意点

美容師免許の再発行手続きをする上で注意しておきたい3つのポイントを紹介します。

それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

注意1：手続き完了確認には電話で問い合わせが必要

4週間以上経過しても再発行した美容師免許が届かない場合は、不備などの理由で受理されていない可能性が考えられます。

手続きが正常に行われたかどうかの確認については、理容師美容師試験研修センターへ直接問い合わせる必要があります。(問合せ先は以下の表を参照)

確認したい内容	確認方法
申請書類がセンターへ届いたか確認したい	簡易書留のお問い合わせ番号で「郵便追跡サービス」を利用するか、郵便局窓口で確認
申請内容に不備がなかったか確認したい	理容師美容師試験研修センターへ電話で問い合わせ

問い合わせ窓口

公益財団法人理容師美容師試験研修センター

〒151-8602

東京都渋谷区笹塚2丁目1-6 JMFビル笹塚01(8階)

TEL:03-5579-6878(業務部・免許登録)

注意2：不備がある場合はさらに2週間かかる

もしも申請内容に不備があった場合は、再申請の為さらに2週間上の時間を有する可能性があります。

万が一申請内容に不備があっても、理容師美容師試験研修センター側から連絡されることはありませんので注意しましょう。

余裕をもって申請することが前提となりますが、急ぎで免許証が必要な場合は申請内容に不備がないよう注意した上で、念のため問い合わせもしてみるのがよいでしょう。

注意3：紛失した免許証が出てきたら返納する

 紛失後に再交付申請をした場合、後に無くしたはずの美容師免許が出てくるケースも多くあります。

その場合は、5日以内に理容師美容師試験研修センターへ返納しましょう。

美容師免許証の再発行に関するFAQ

美容師免許証の再発行や交付についてよくある質問4つをまとめました。以下の質問例を参考にご覧ください。

①登録番号がわからない場合は？

美容師免許の登録番号は問い合わせて確認することができるので、万が一わからなくても再交付の手続きは可能です。

窓口では、運転免許証などの本人確認ができる写真付の公的証明書の提示により、名簿の閲覧ができるので、直接登録番号の確認ができます。

センターへ足を運ぶ暇がなく、できるだけ急ぎで登録番号を確認したい場合は、以下の手順が有効です。

1. 申請書類を郵送する際に返信用封筒と「受付書希望」と記入したメモを同封
2. 登録番号と登録年月日が記載された申請書の控えがセンターより返送される

この時、返信用封筒には必ず氏名・返送先住所を記入して切手を貼るようにしましょう。

この方法を利用すればスムーズに登録番号を確認できるだけでなく、再交付までの時間を3～4日程度短縮できる可能性もあります。

②合格証明書を紛失した場合は？

美容師免許再交付の場合、基本的に「合格証明書」の提示は不要です。

ただし、下記の通り合格した年月によって必要書類が異なるので、申請前に注意が必要です。

• 合格年月が平成12年4月以降の方は合格証書は不要
• 合格年月が平成12年3月以前の方は合格証明書交付申請書の同封が必要

③美容師免許の申請を忘れていたらどうなる？

美容師免許の再発行はいつでも申請が可能です。

申請を忘れていたからといって失効することはありませんが、紛失や汚損した場合は速やかに再発行手続きを行いましょう。

再発行には2～4週間程度の時間を要し、いざ「使いたい」というタイミングで紛失に気がついても時すでに遅し。

普段から目に見える場所に保管したり、ファイルに入れたりして厳重に管理しておくことも大切です。

④管理美容師免許も再発行できる？

管理美容師免許も再発行が可能です。

美容師免許同様、交付手数料を支払い、理容師美容師試験研修センターへ必要書類を送ることで申請ができます。

美容師として雇われるだけでなく、自分のお店を持つことも視野に入れている方は管理美容師免許の紛失や汚損にも気を付けていきたいですね。

まとめ

今回は、紛失しやすい美容師免許証の再発行について解説しました。

再発行には時間がかかるので、日数には余裕をもち、申請内容には不備がないように心掛けましょう。